• テキストサイズ

【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第6章 5 Melody.




「えぇっ?!」



驚いた。
驚きすぎて心臓が止まるかと思った。


Re:valeさんと共演?私が?
まだデビュー曲すら発表してないのに?


Re:valeさんはアイドル界のトップにいる。
そんな人達といきなり共演だなんて……。



「がRe:valeと?!」

「はい。彼らが直々に彼女をと声をかけてきたんです」

「ミスターモモ達がですか?」

「ええ。是非一緒に仕事がしたいと」

「ま、待ってください!どうしてRe:valeさんは私の存在を知っているんでしょう……?」

「さあ……そこまでは聞いていませんが」



ありえない。
だって私を知っているのは事務所の人間だけのはず。

天には陸が言ったけど……あれは嘘扱いされて終わったんだ。


なのに何故そんな大御所から声がかかったんだろう。



「彼らの番組にゲスト出演という形です。そこでデビュー曲を発表しますよ」

(……はい?!)
「そんなっ……!大先輩の番組でですか?!」

「そうです。これも彼らからの希望です」



もう思考が追いつかない。
でも話を聞く限り、Re:valeさんはかなり私を推してくれているような感じがする。


会ったこともないのに一体どうして……。



(あーもうわからないよっ……)


/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp