• テキストサイズ

【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第36章 35 Melody.




と、陸と2人で喜びを分かち合いながら寮へと帰った。
壮五さん達も無事にチケットを取る事が出来たようだ。


今日も既に出来上がっていたご飯をありがたく頂きながら、席は離れるかもしれないねとか、当日どうやって行こうかとか……みんなして話題が尽きない。



(ラ、ライブって何着て行けばいいのかな……)

「オレ服新調しよっと!」

「僕も何か買いたいな。陸くん、もしよければ一緒に行ってもいいかな?」

「はい!」

(それ私も行きたい……!)
「ね、ねぇ陸……私もいい……?」

「うん!いいですよね、壮五さん!」

「もちろんだよ」



ライブ初参戦になる私は何もかも無知。
服なんて新しく買っても天からは見えないだろうけど、ちょっとでも可愛くありたいと思う。


騒いだりするかもしれないからスカートはダメ
ヒールも危ないからダメ

となるとパンツスタイルで、歩きやすい安定した靴がいいだろうなって……考えてるとワクワクしてくる。



「オレも買い物したいな。新しいパーカーなんかいいよな!」

「なら三月も一緒に行こう!」

「おいおい、一々新調する必要あるかー?」

「おっさんもたまには服買えって!」

「ワタシ、遠慮します……何故なら?ワタシが行ったら、たちまちレディに囲まれて––––」

「シャラァァップ!!嫌味かお前は!!ゴー!ショッピングゴー!」

「俺、靴……欲しい」

「私はベストが欲しいですね」

「じゃあみんなで行こう。ライブまでに休みが合うといいね」

「け、結局……」
(全員じゃん……!)


/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp