• テキストサイズ

【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第15章 14 Melody.〜天side〜




「へぇ……かなり広い会場だね」

「ああ、ステージが4つもあるよ!」

「早くやりてぇな」



サマフェス当日。
開始は夕方からだけど、リハがある関係でボク達は何時間も前に現地に到着した。


観客を囲うようにして設置されているステージは、どれも大きくて迫力がある。



「2人共!海だ!」

「おっ、結構近いな」

「そうだね」



どうりで風が気持ちいいと思った。
夏場に浴びる潮風はとても心地いい。

磯の香りも、いつかのオフを思い出してなんだか落ち着く。


こんな素敵な場所で歌えるなんて……ボク達は幸せだ。



「今日もベストを尽くそう」

「当然だろ?」

「ああ!みんなと盛り上がろう!」



ライブはRe:valeが先陣を切る。
生のトークも組み込まれているから、開始から終了までかなり長い。


そこで心配なのが熱中症。
ボク達アイドルも、観に来てくれるファンも……誰1人と倒れない事を祈る。



「てーん!楽ー!りゅーう!」

「おっ、Re:valeじゃねぇか」

「TRIGGER早いね!!気合い十分って感じ!!」

「まあな。やりたくてウズウズしてる」

「けど今日はやけに暑いな……。キミ達も暑さ対策には気をつけて」

/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp