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第1章 春
「あーーー!!伊月のやつ、切りやがった!!」
後藤は急いで伊月にかけ直す。
「こちらは、電話サービスです・・・・・」
「・・・くそっ!!切ってやがる!!」
全く訳わかんねぇ!!!!あいつはいつもそうだ!!嫌なことはとことんのらりくらり逃げやがる!!
「いいさ!!そっちが逃げる気なら、こっちは捕まえることは専売特許なんだ。捕まえて嫌でも協力させてやんよ!!」
フッフッフッと、不気味に笑う後藤だった。
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