第3章 事件解決後のドタ☆バタ
「・・・・・・最悪だ・・・・・」
ここは、駅。ただいま後藤の足を病院で診てもらい、その帰り道だ。
「まぁ、良かったじゃないですか。複雑骨折じゃなくて。」
「・・・・・治るまで事務作業じゃねぇかよ・・・・」
「まぁ、自業自得ですね。」
事件の容疑者として、中島和子を署に連れてきた後藤。中島和子は供述し、犯行を認め、事件は解決した・・・・のだが・・・・・
「はぁ。」
この通り、後藤の足は見事にポッキリと折れており、伊月の手助け無しでは、どうにも出来ない状態だった。
「ほら、電車がきましたよ。」
そして、伊月の手を借りながら、後藤は電車に乗り込んだ。