• テキストサイズ

いい子悪い子、愛しい子 《ハイキュー!!》

第5章 ダンサーのお悩み


「俺なんてどーせダメな男なんだよ!!踊りだって全然だし!!!メインやれてんのは奥岳さんのおかげだしーーー!!!」


『おっ…奥岳さん?あの、ユージさん、大丈夫ですか?』


「だいたい俺は―――!!!」


と、涙ながらにいろいろと愚痴をこぼし始めた

ユージさん、きっと酔ってる
たまにいる炭酸で酔うタイプの人なのでは・・・?
なぜ炭酸で酔うのにコーラをチョイスしたんすかー????!!!


「うぅ~…華さぁん…」


『・・・?』


華さん…テーブルに伏せって泣いているユージさんの口から出た華さんという人。その人がきっとユージさんの好きな人なんだと思う


あたしは、泣いているユージさんに気づかれないようにフロントに電話をした


〈・・・どした?〉


『すみません、ユージさんお帰りです』


〈はぁ?もうか?〉


『はい、なのでマネージャーさん呼んであげてください』


とだけ伝えて電話を切った


相変わらず華さん華さんと泣いているユージさん
あたしは再びその隣に座りユージさんの背中を撫でた


すると、ユージさんはあたしをゆっくり見た


「・・・紫乃ちゃん・・・」


『はい?』


「・・・・・・、」








吐きそう・・・








/ 457ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp