第26章 黒猫の戦う意味
「…ココ。」
研磨が出していたのは、ある求人
といってもハロワなんかに出ることは絶対にない。
裏社会に流通している裏求人
「お前ッ…なんでこんな…」
「…これなら、いいんじゃない?ちょっと危ないかもしれないけど…」
この求人の内容は、ほとんどが用心棒や暗殺者のもの
しかもほとんどが、マフィアやデカい会社のものばかりで・・・
「…これ、高校生以上だろ?俺には…」
「クロは背が高いから、それなりのこと言えば入れると思う…。身分証明は、雇用する人が知れればいいみたいだし」
こういうことを知っている研磨も研磨だが、その話にもう気持ちが乗りかかっている俺も俺だ・・・
俺は、中学2年で・・・裏社会に飛び込んでしまった