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いい子悪い子、愛しい子 《ハイキュー!!》

第22章 蛇に睨まれた






*****



〈なんで脅すだけなんですか?片方を殺せば早いですよね?〉



「いいんだアレで。よくやった潜、あとはちゃんとガキ共見張っとけよ」


大将君が誰かと電話してる間、俺はずっと夜琉ちゃんを持ていた。

夜琉ちゃん、えらいな~
ちゃんとお友達守るんだからね~。


「おい、あの女ども生きてるか?」


「ん~、おおもとの夜琉ちゃんは動けてるみたいだし大丈夫じゃない?」


「アレでそのままでいてくれりゃ楽なのにな」


と、2人で話しているとまた大将君のケータイが鳴った


「…なんだ?」


〈あの、ガキ2人が花街入ったけどいいんすか?〉


「はぁ?!もっと早く言え!!クソッ、おいお前ガキ共見てたんじゃ…」


「あぁ、そっちのが面白いかな~って」


「はぁ…お前と組むと疲れる…やっぱお前じゃなくて沼井と来るんだったわ…」


「大丈夫だよ~、花街には彼女の敵しかいないんだし~」



と、俺は悠々と繁華街を歩く


「おい、そっちサツいるけどいいのか?」


「おっと…じゃあ遠回りしよ~♪」


と、俺は別の道から花街を目指した
まぁ、片方がケガしてるなら大丈夫デショ



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