第6章 こぼれ話
パチンコ警察24時
パチンコから出てきたトド松はビルとビルの間にいた。
「やばい、、、やばいよこれ、、、やっちゃったよ、、、。
パチンコすげぇ勝っちゃったー!!でも喜ぶのはまだ早い、、なんとしてもあの薄汚いハイエナたちから守らないと、、
どーしよー!!ベットの下に隠す?いや、ダメだ、うちベットない!!押入れの中?いや、ダメだ虫に食われるー!ららのおもちゃ箱の中?いやいや、ららに見つかったらすぐ兄さんにバレる!!トイレに流す?それただ損するだけー!!持ってられないよー!こんな大金持ってあの家に帰るなんて自殺行為だー」
悩みながら歩いて公園へ。
「だめだ、いい方法がまったく浮かばない。このままでは、いずれ兄さんたちに、、、」
「こんばんはー。」
「、、、え、」
「こんな時間に何してんのかなー?」
「お兄さん」
「あぁ、、あの散歩です、、」
「散歩ー?夜中の12時だよー?」
「もうそんな時間なんだ、、帰ります。どーもご苦労様です。」
トド松は帰ろうとした。
がしっ
「待ちなさい!君あやしいなぁ〜、、」
「えっ!?」
「カバンの中身見せてもらえるかな?」
「えっ?なんでそんなこと」
「いや別に疑ってるわけじゃないんだけどねー?」
「どーもこの辺りにいるらしいんだよ。」
「パチンコ勝ったくせに兄貴に内緒にしようとする、、クズがね!」
「ヒヒッ」
『(一松の背中から顔を出す)とろまちゅー!』
「チョロ松兄さんに一松兄さんにらら!!もうすでに嗅ぎつけていたのか!?」
声をかけた警察はなんとチョロ松と一松!!と一松の背中に隠れて警察のコスプレをしたららちゃん!
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