第4章 おそ松の憂鬱
おそ松はららちゃんを捕まえて抱っこする。
「ったく、急に走るなよー。転んだらどーすんのさ」
『いっちゃとこいくのー。はなして』
ららちゃんは足をバタバタしている。
「連れてってあげるから!にしてもあいつこんなところで何を、、、
あっ」
にゃ~
『にゃんちゃ!』
「なんだよ、意外とかわいい一面あんだな。一松ー!お前だけは俺とららと遊んでくれるよな、、、、
え?」
『、、、いっちゃ?』
一松が光につつまれる。
振り返ると、、、
『!!!!(キラキラ)』
猫になった一松に目をキラキラさせながら見てるららちゃん。
「え、えぇ~!?」
「にゃ~」
そのまま一松はどこかへ行ったためららちゃんとおそ松はその場を離れる。
「、、、。知らなかったー」
『にーちゃ!いっちゃにゃんちゃになった!いっちゃにゃんちゃ!』
「なー。一松猫になれんだなー。
ともに生まれて二十数年。兄弟の知らないところまだあるんだー、、、」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「、、、あるんだぁ」
『だーれ?』
「知らなくていいよ。見なかったことにしよう。らら〜今日みんな遊べないってさ〜。どーする?」
『ららかえる』
「えっ!?帰んの!?遊ぼーよー!」
『かえるのー。』
「、、、そっかー。とりあえず帰るか、、、」
弟たちと遊べなかったのでおそ松とららちゃんは一旦帰宅するがおそ松はすぐに出かける準備をする。
『にーちゃなにー?』
「んーお兄ちゃん出かけてくるからららちゃんは母さんと家で待っててねー。」
『ららねーいかなーい』
「、、、、待っててとは言ったけど行かないって言われると兄ちゃん悲しいよー。あーららーちょっと離れるけど泣くなよ?兄ちゃんのこと好きなのはわかる!でも兄ちゃんには大事な用事があるから、、、でもな兄ちゃんは本当は『ままーっ!』、、、」
ららちゃんは母親を見つけるとおそ松から離れていく。
「、、、そーかそーか。あー!!!、、飲み行こ」
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