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君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】

第1章 登校


「あー、着いた着いた。」
少し伸びをして駅に降り立つ××さん。
外されたイヤフォンを右耳に戻しながら、俺も××さんに続いた。
イヤフォンで感じる右耳の重さとか、冷えてしまった左腕の喪失感が、
先ほどまですぐ隣に居た××さんが離れた事を物語っていて、少し寂しくなった。

××さんはそれを知ってか知らずか、俺の数歩前をどんどん歩く。
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