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君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】

第9章 猿野の場合


「落ち着け!」
××に一喝され仕方無く黙る。
口を塞いでいた××の手がようやく離れ、新鮮な空気を全力で吸い込む。
「何だよ!キスしちゃダメなのかよ!」
「違う!違うけど・・・!」
照れたような困ったような顔で××は俯く。
悪いことしたと何となく察知し××を離した。
「悪かったよ。」
気まずい空気が流れて頭を抱える。

せっかく××と付き合えたのに何だよこれ。
初デートでいきなり大失敗?がっついた俺がダメ?
なんで俺、××の誕生日なのに嫌な思いさせてんだ?
情けなくて××の方を見れなかった。
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