君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】
第7章 家路
「あー・・・1年生だよ。」
「マジで!?」
「1年!?」
○○は言わなきゃよかったとでも言うような顔で6人から視線を逸らした。
「で、誰なんだよ!?」
猿野を筆頭に、兎丸、子津、辰羅川は誰なのか聞き出そうと○○に詰め寄った。
「うっせー・・・。」
「・・・・・・。」
犬飼と司馬は気が気じゃない様子で、耳を傾けつつその光景を眺めていた。
「言ーわーなーいー!」
結局その後○○は何も語らなかった。
そのまま7人はそれぞれ家路に着くこととなる。