君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】
第7章 家路
「明日はあたしの誕生日なんだ!」
1年のアイドルである○○の一言で、一緒に帰宅していた1年レギュラー陣はざわついた。
「じゃあ明日は部活もないし、○○ちゃんの誕生日祝いしようよ!僕と2人で!」
「なーんでガキと2人でなんだよ!ここはみんなで飯でも行くとこだろ!」
「いいっすねー。そうだ、駅前のレストランが誕生日ケーキのサービスしてくれるっすよ。」
「それはエクセレント!じゃあ私がお店に電話しておきましょう。」
「とりあえず、さっさと予約しろ。」
「・・・〜♪」
しかし次の○○の一言で、彼ら6人はさらにざわつくこととなる。
「ごめん!今年はその・・・好きな人と一緒に過ごすって決めてるの!」