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君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】

第3章 1限目


生徒がどんどん発表していき、もうすぐ僕達の番。
あ、目を覚ましたっす。
自分まであと3人というところで起きるなんて、なんともまぁ器用な人っすね。
眠そうに瞬きして、××さんはプリントに目を落とす。

「・・・という法律が生まれ、はい次、××。」
××さんはさらりと答える。さすがっす。
容姿端麗、品行方正・・・はともかくとして、頭もいいなんて、××さんが羨ましいっす。
まぁ好きになりこそすれ、妬みなんてしないんすけどね。

はぁ・・・僕なんかが××さんの目に留まるわけないっすよねぇ・・・。
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