君を俺だけのものにしたい【Mr.FULLSWING】
第2章 朝練
××はえへへっと照れたように笑っていた。
「ありがとう。褒められると嬉しい。」
いよっしゃああああああああああああ!!
反応が嬉しくて心の中でガッツポーズ。
そんなに可愛く笑ってくれるなら、いくらでも褒めるのに。
なんて言いたかったが、口から出るのはまたおちゃらけた言葉だけで。
「××ももっとスーパーウルトラかっこいい天国様を崇め奉るといい!」
「ネーミングがダサい。」
「んだとこら!」
あぁ、またつっかかっちまった。
それでもけらけら笑う××との、こんな時間がすっげー楽しかった。