第7章 道明寺 ルーム
~ 櫻井side ~
腕を掴まれ 、そのまま コイツらの溜まり場 、ラウンジの2階へ連れていかれる 。
近くの椅子に座らされ 、正面に道明寺 。
すげぇ迫力 ...
夢に出てきそう ... っ
「 あの ... 、昨日は本当にすみませんでした ... っ 」
この後のことを考えると 、身体が勝手に震えてしまう 。
道「 いや ... 、別に ... 」
じゃあ なんで連れてきたんだよ っ
花「 司ね 、アンタのこと好きなんだって 」
道「 おい っ!類!」
... へ ?
んで 、どうして道明寺は そんなに動揺してるんだ ...
道「 ご 、誤解だからな っ!」
いや ... 、嘘くさ っ!
道「 何言ってんだよてめぇは!シバくぞてめぇ!」
花沢類を 蹴り飛ばしながら 離れていく道明寺 。
俺はポカンとしながらその光景を見ていた 。
すると 、隣に座った西門さんが 、
西「 まぁ ... 、俺らが言い出したことなんだけどさ ... 」
美「 俺は お似合いだと思うよ ♪ 」
うわぁ ... 、すごい他人事 ...
「 俺 ... 、そんなつもりじゃないんで ... っ 」
西「 いやぁ ... 、まさか童貞の初の相手が 男になるとはねぇ ... 」
おいおい 、人の話聞けよ 。
美「 そういう愛の形も あるよね 」
いや 、しかも道明寺 童貞かよ ...
西「 あ 、俺達は手伝うからね ♪ 」
「 え ... 、いや 、結構です ... 」
なんでこんなにノリノリなんだよ っ ...
その後 、ほぼ無理矢理追加された 道明寺の連絡先 。
なんとかあのラウンジからは開放されたものの 、画面に映し出される『 道明寺 』の文字からは 開放されることはなく ...
ノリノリの西門さんと 美作さんのせいで 、デート ? することになってしまった 。