第1章 吉本 ルーム
~ 相葉side ~
隣の住人 、吉本さんの事は だいぶ前から気になっていたんだ 。
すれ違うと変な歩き方してるし 、生活感ZEROだし ...
でも何だか 気になって 目で追ってしまうんだ 。
俺 ... 、男が好きなの ... ?
そして今日 、家の鍵を忘れた俺は 、なぜかその吉本さんに押し倒され 、無理矢理キスをされている 。
「 ん っ 、ちょ ... 吉本さん っ ... 」
吉本さんの手が 俺の身体をいやらしく撫で回す 。
「 やめ ... っ 、離して っ 」
吉本さんの胸を押して 、何とか逃げようとするが 、その手を片手でまとめると頭の上で拘束される 。
吉「 抵抗すると 余計に燃えるんだよねぇ~ ... 」
そう言って妖艶な笑みを俺に向ける 。
その表情に 、俺の背筋がゾクッと震える 。
吉「 鍵無くしたのも わざと ... ? 」
「 や っ 、ちが ... 」
上着の中へ もう片方の手を侵入させ 、胸の先を捉えられる 。
「 ん っ 、やあ ... っ 」
吉「 しっかり反応してるじゃん ... 」
少し冷たい指で先を摘まれると 、身体がビクンと跳ねる 。
吉「 今日は 、特別授業だ ... 」
特別 授業 ... ?
あぁ 、この人家庭教師なんだった ...
吉「 じゃあ 、まずは キスの練習だな ... 。ほら 、舌出せよ ... 」
促されるままに舌を出す 。
その舌を掬い取るように 絡められる 。
「 んん っ 、はぁ ... 、ん ... 」
この人のキス ... 蕩けそう っ ...
キスだけでこんなに気持ちいいなんて ...
唇が離れ 、再び胸の先をキュっと摘まれた 。
忘れてた っ
「 ん 、あぁ っ ... 」
吉「 イイ声で啼くねぇ~ ... 。 もっと聴かせろよ ... その声 ... 」
さっきまで 嫌だったのに っ ...
もっと と求めている自分がいた 。