第3章 佐々倉 ルーム
~ 佐々倉side ~
『 大野さんの 下さい 』
言ってしまった ...
でももう ... 後戻りはできない 。いや ... 、したくないのかも ...
言った後すぐに大野さんの顔を見ると 、ニヤリと妖しく笑う 。
大「 ちゃんと言えたから ... 、俺ので奥も手前も 、気持ちよくしてあげますよ ... 」
大野さんがカチャカチャとベルトを外し 、俺の腰だけを高く上げ 、蕾に自身をあてがった 。
ゆっくりと侵入が開始され 、気持ちいい圧迫感が押し寄せる 。
「 んん ... っ 、ん ... はぁ っ ... 、お ... の さん ... っ 」
力強いけど 優しくて ...
そんな腰の動きに思い切り翻弄され 、自らも腰を揺さぶっていた 。
大「 ん っ 、は ... 、自分から腰振っちゃって ... っ 、そんなに っ ... 気持ちいか ... っ ? 」
「 あ っ 、あ ... 、きも ... ち っ ... ん っ ... 」
大「 ... 奥も ... 、してあげる っ ... 」
今度は 大きいストロークで 、奥を刺激する 。
「 んあぁ っ 、や っ 、あ ... もう っ 、イッちゃう っ ... 」
大「 はぁ ... っ 、もう ... ? ん っ 、だったら ... 一緒に ... っ 」
何度か 強く腰を打ち付けると 、中に温かいものが広がった 。
その数秒後 、俺も熱を吐き出した 。
そのまま2人でベッドになだれ込んだ 。
後ろから抱き締められ 、耳元でそっと囁かれる 。
大「 まだ ... 、俺の入ってるけど ... 、どうする ... ? 続き 、する ... ? 」
そんなの っ ...
したら 、戻れなくなる ...
「 ... もっと ... して ... 」
そんな気持ちとは裏腹に 、唇から零れるのは 本当の想い 。
一度大野さんが抜け 、仰向けにされる 。
そのまま再び侵入すると 、上から甘いキスが降りてくる 。
朝まで 大野さんの腰とキスに翻弄され 、とうとう俺は 、堕ちてしまった ...