好きになったっていいじゃない【アイナナ】R18*完結*
第1章 生の九条天
今、私の目の前には憧れの九条天がいる。
間近で見る天は……
やばい!!
可愛い!!
格好いい!!
顔小さいっ!!
「キミが百さんの後輩?」
喋ってるし!!!
「ん?どうしたの?」
首を傾げて私の顔を覗きこんでくれてる!
「天が……」
「ん?」
「天がっ……!!」
「ボク……?」
「喋ってる!!!」
「クスッ……キミって面白いね」
笑ってる!!
私に微笑んでくれてる!!!
やばい!
もうっ、絶対にやばいって
その笑顔やばいって!!
眩しすぎて直視出来ないよ
どうしていいのかわからなくて、とりあえず里絵に抱き付いて逃げだしちゃった。
「里絵~」
「どうしたの?」
「……っ……天……」
「天……?」
「天が……(格好良すぎて死にそう)」
「天!!私の大事なに何をしたの?!」
「へ?」
どうしたのよ里絵ったら
いきなり天に詰め寄ってるし。
「久しぶりだね、里絵」
「天!!に何をしたのよ!!」
「別に……まだ何もしてないけど?」
「には近寄らないでよね!!あんたなんかが近寄ったらが穢れちゃうでしょ!!」
「酷い言い方だよね。ボク傷ついちゃうよ」
え?
なに?
……2人の会話って
「ねぇ……里絵」
「なあ天……」
「知り合い?」
あ……
龍さんとかぶってしまった。