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私が6人兄弟に囲まれてハーレムを作り上げた?!

第1章 新人ですが、がんばります!


「おい!そこで何してる!!ここは社長室だろ!!副社長はその隣の部屋だって言ってるでしょうが!!ほら、行った!!行った!!桃太郎!!」

そう飛び込んできたのは、見るからに強面な男の人だった。

「だから!!桃ちゃんって呼びなさいって言ってるじゃないのよ!!」

「あ、あの・・・。」

「何よ!!翠!!社長だからって偉そうに!!」

「人のコーヒーを勝手に飲むなって何回も言ってるだろ!!」

「だって美味しいんだもん・・・。」

「いやいや、おカマに言われても全然可愛くねえから。」

「誰がオカマよ!オネエよ!さすがに翠でも怒っちゃうわよ!!」

「あー、悪いな。森咲さん。さっきのは桃が勝手に言ってるだけだから、ゴメンな?」

「いえ、お気になさらず。」

「ゴメンな?桃のせいで自己紹介まだしてなかったなぁ。俺は篠崎翡翠。一応ここの社長。さっきから騒いでるあのオカマが篠崎桃太郎。俺の弟だ。」

「だから、翠!!オカマって呼ぶのやめてくれない?私だって女なんだから〜。」

「あー、面倒くせえから無視な。」

「あ、じゃあ、所属タレント一覧な。よく見とけよ?俺が育ててる自慢のタレントたちばかりだからな。今日は、とりあえず帰っていいぞ。もうやる事はやったからな。じゃあ、今日からよろしくな。」
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