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第4章 し〜んちゃんの〜最近は〜?


「あっあっあ!ち、ちが、ちがくて!いや、見とれてたのはそうなんですけど!えと、あの…!」

わたしはテーブルに膝を強く打ち付けつつ、後ろに勢いよくさがって手を前に突き出した大勢で言い訳をする。

「…えと……鼻の、形が、綺麗だなぁ…って…?」

自分で言っておいてわけがわからない。
思わず疑問系にしてしまうほどにわけがわからない!
咄嗟にでてきた言葉がそれって!

「ンフグッ!!!」

すると、とたんに高尾君が口に手をあてて吹き出した。

「あははは、あは、あははひひひ!ご、ごめん、あは、ちょ、んふふふふ」

なんとこらえようとしているが、一向に止まる気配のない高尾くんの笑い声。
てっきりドン引きされると思っていたわたしには、全く理解できない行動だった。
 
「な、なんですか!なにがおかしいんですか!?」

我慢できずに質問すると、高尾くんが笑い涙をぬぐいながら答える。

「なにって、そりゃあ全部っしょ。」
「ぜ、全部…?」

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