第1章 一話
階段を降りる。
「……どこに行くんだ?」
答えてくれないまま着いたのはリビング。
もしかしてここで……?
「…ホントはベットがいいけど…。バレるの嫌だし…。」
そして胸をワザとらしく押しつけてくる。服の上からでも分かる柔らかい感触が伝わる。
でもなかなか動こうとしない俺に呆れをきらしたのか、俺の服に手をかけ脱がそうとしてきた。
「…早くしようよ。時間ないし。」
ならしなければいいのに。
抵抗もしない俺はあっという間に上半身を裸にされた。一ノ瀬は俺の肌に口づけてくる。
そんな一ノ瀬を一旦離して近くのソファに座らせた。すると一ノ瀬は唇を重ねてきた。始めから濃厚なディープキス。
そんなキスをしながら俺は一ノ瀬の服の中に手を入れた。
背中に手を回してブラジャーのホックを外す。そのまま一ノ瀬をソファに押し倒して、もう片方の手も入れて、柔らかく弾力のある胸を下から掬うように揉んだ。
するとキスの合間にうっとりとしたような吐息が漏れはじめる。
唇離して、今度は鎖骨へと下ろしていく。
服を託しあげたら胸が晒される。
躊躇なく胸の突起を口に含んで舐めたり軽く引っ張った。するともうコリコリに固くなるそれ。
「…あっ、あっ…。」
という声も聞こえはじめる。
そのまま片手を下に持っていき、スカートを捲ってショーツの上からなぞるともう少し濡れていた。
手を突っ込んで、直に割れ目に指を這わせる。彼女の敏感な部分を軽く触っただけで、声が大きくなった。
ショーツを脱がして、一ノ瀬の足を持ち上げた俺は透明な液が流れるそこに迷うことなく顔を突っ込んだ。
舌を這わしているともっと出てくるいやらしい液。それをこぼさないようにジュルルルと音がでるように吸った。