第2章 日常
イザナギ「いやいや、そんなもんじゃね〜だろアマテラスぅ」フラフラ
ラー「呑み過ぎだぞイザナギ殿。しっかりしろ」
ハデス「だが、確かにその通りだ。ゼウスとオシリスはやはり間違っている」
すると、そこへ日本の父ことイザナギとエジプトの太陽神ラー…そして冥界の王ハデスが酒に酔ってフラフラのイザナギを支えながらやってきた。
イザナギ「アマテラスぅ〜、愛ってぇのはンなモンじゃね〜ぞ〜……ヒック」
アマテラス「あら、これはこれは…呑んだっくれのクソジジイではありませんか」
丁寧口調は変わらないが、黒い笑顔で父親を貶すアマテラスに周りは苦笑いした。
イザナギ「ヒッデェ〜事言うじゃね〜か。お前の事大好きな父親によ〜」
アマテラス「貴方に好かれても嬉しくありませんね」
ツクヨミ「父上、またそんなにお酒を呑まれて…お身体に障りますよ?もう少し控えて下さい」
イザナギ「うるせ〜な〜ツクヨミぃ…嫁に先立たれて他にやる事のねぇ隠居親父の唯一の楽しみを奪うモンじゃね〜ぞ?」
ツクヨミ「またそんな事を…母上に知られたら怒られますよ?」
アマテラス「それよりも父様、先程の言葉はどういう意味ですか?」
イザナギ「あ"ぁ?だからよぉ、愛ってぇのはそんなモンじゃねぇんだよ…。男はなぁ、1人の女を愛し続けなきゃいけね〜義務があんだよ」
ラー「その通りだ。うちの息子の様に妻以外の女人を見て鼻の下を伸ばしているようじゃイカンのだ」
ハデス「妻だけを愛し、妻以外の女性には目もくれない…それが夫たる者の務めだ。うちの愚弟の様な女好きのクズにだけはなるなよ、オシリス」
オシリス「あ、ハイ…スンマセン…」(汗
ゼウス「キッツイな〜…兄貴」(汗
女神三人に責められただけでなく、自分達の父や兄にまで責められ更にヘコむ二人のタラシ男。