Volleyball Boys 《ハイキュー!!》
第4章 ★クリームよりも甘く《花巻 貴大》
彼女に覆い被さり、首筋に吸い付けば、甘い声が漏れる。ペロリと舌先でくすぐれば、クスリと笑う。
『ふふふっ、それ、くすぐったい』
「んじゃあ、こっちは?」
パジャマのボタンを外し、はだけさせる。中にはキャミソールだけで、ブラは無かった。布の上からやわやわと胸を揉む。すると突起がピンと主張をする。避けるように揉むと、海宙が口を開いた。
『んっ、ねぇ』
「何?」
『触って、ほしぃ、です…』
消え入りそうな声で呟く。俺は満足気に微笑み、キャミソールを捲(めく)って直接、ふくらみに触れた。
甘い吐息が漏れる。胸に舌を這わせ、突起を甘噛みすると、嬌声が上がった。
さて、そろそろ頃合いかな。そう思って下腹部に手を伸ばすと、ぱしっと手を掴まれた。
『待って!』
「ん?」
『今日は私がシてあげる』
「え、どういう…」
海宙は俺を押し退けて起き上がった。ベッドからするり降りると、俺を縁に座るように促す。そして、ズボンに手を掛けた。
「え!?いや、ちょ、まっ…」
『待たないよー、んふふ』
焦る俺とは対照的に、彼女はとても楽しそうだ。まるで、イタズラをしている子供のよう。ズボンもパンツも呆気なく脱がされ、下半身が外気に晒(さら)される。
『はむ』
「うっ!?」
次の瞬間、彼女は俺のをくわえた。