第15章 cocktail2(裏)
あれからどれだけ時間が経ったんだろう。
イきたいのに、イかせてくれない自由。
「自由っ…もうっ…お願いっ」
「え?まだダメだよ。楽しまなくちゃ。」
口元をベタベタに濡らし、ペロッと舌舐めずりをしながら自由は私に口づける。
「ん…」
「あやめの味だよ。」
あまりの恥ずかしさに顔を背ける。
「何?恥ずかしいの?」
「これから、もっと恥ずかしい事するんだよ?」
「っ!!!」
「だって、イきたいんでしょう?」
「おねだりしてみてよ。さっきみたいにね。」
クスクス笑い、自由は自身を掴み下腹部に先端だけを付ける。
「さぁ。どうして欲しい?」
「………れて…」
「どうしたの?」
「…入れて…」
「何を?」
「自由のを…入れて欲しいのっ…」
恥ずかしくて、私は顔を隠す。
「あはは。真っ赤になっちゃって可愛いなぁ~。」
「じゃあ、しっかりココ見てて。」
顔に当てた手を剥がされ、下半身を指さす。
「今から俺のが、入るからちゃんと見てるんだよ。」
「そんな…ことっ…」
「しっかり見てて。」
自分の中に入るとこなんて、見たこと無い…
どうして自由は、こんな意地悪するんだろう。
「じゃあ、いくよ?」
そう言うと、自由は私のナカに侵入してくる。
「あっ…ぁっ」
どんどん入ってくる存在感に、目を背けたくなる。
「ちゃんと見ててっ…」
小刻みに揺れながら、自由はどんどんカラダを沈める。
「やっ…あ…」
「あやめどう?」
「自由のが…入ってっ…気持ち良いっ…」
「うん…気持ち良いね。」
「もう少し奥まで…」
そして…
私と自由のカラダがピッタリとくっつく。
「あやめ…全部入ったよ。」
「んっ…奥っ」
「うん。奥…擦ってあげるね。」
そう言って、ピッタリくっついた部分をグイグイと揺らす。
「あっ…み…ゆぅ…」
「ん?突いて欲しい?擦って欲しい?」
「言ってごらん?」
「どっちもっ…」
「あはは。あやめは欲張りさんだね。」
汗を滲ませながら、自由は奥を突き上げ、そしてグイグイと擦ってくれる。
「気持ち良い…」
「俺も良いよ。」
頭がボウッとする。
このまま…ずっとこうしていたい。