第28章 glint(裏)
着ていたシャツとズボンを脱ぎ、ベッドサイドに投げる。
「一人だけ脱いだままだと恥ずかしいでしょ?」
なんて…
直接肌で体温を感じたいだけなんだけど。
ホックを外し、露わになる胸。
俺は貪るようにしゃぶりつく。
わざと音を出して、主張しだした先端を刺激する。
「あっ…良平さっ…ん」
舌先でチロチロと舐ると逃げようとする体。
「逃がさないよ。」
両手を掴んでベッドに縫いつける。
本当は、指も使いたいけど逃げられると困るから我慢我慢。
もう片方の胸も頬張る。
口内で刺激すると一瞬で存在を増す。
「はぁ…はぁ…んっっ」
色っぽい声に俺の熱は上がる一方だ。
力の抜けた両手を放し、下腹部へキスを落とす。
少し意地悪してみようかな?
「あれ?こんなに濡れてるよ?」
「まだ触ってないよ?」
両足を膝から曲げ、ショーツを露わにする。
触らなくても分かるくらい湿ってる。
「やっ見ないで下さいっ…!」
「え?どうして?」
「恥ずかしい…」
「恥ずかしくても、止めてあげられない。」
そう言って、俺は湿った箇所を親指の腹で少し強く擦る。
繊維の間から染み出る蜜。
ジュジュッと啜るものの生地に邪魔されて、思ったより染み出ない。
「我慢出来ない」
ショーツを横にずらし、舌を忍ばせる。
官能的な香りと粘着質な蜜が俺を誘う。
少し上を指で擦れば、すでに主張している秘芽。
ちゃんと触れられないのがもどかしい。
「脱がすよ。」
返事も待たずにショーツを剝ぎ取り、床へ投げる。
ようやく露わになった部分へ顔を埋めて、貪るようにしゃぶりついた。