• テキストサイズ

六つ子たちと 短編集 R18

第13章 トド松×女の子の日


私には確認したいものがあった

それは、替えのナプキンだ

今日、カバンのなかにナプキンポーチを入れた記憶がない

ゴソゴソとカバンを漁る

えっうそ忘れたかも

ゴソゴソ

どうしよう、やっぱりない!

これは..買いに行くしかないな

生理痛がものすごく痛むが、普段血の量が多い私にとって生理中のナプキンはとっても必要

「いつにもまして、ほんと痛いな」

トド松「おまたせ、ミルクティー持ってきたよって、ちゃん!?帰るの!?」

「あっあのね、トド松くん」

トド松「やだやだ帰んないで!!」と駄々をこね始めるトド松くん

「帰らないから!!聞いて!!」

トド松「帰らないの??よかった--でどうしたの?」

「ナプキン..忘れたみたいなの..」

トド松「何忘れたの?」

「ナプキン」

トド松「聞こえないよ、何忘れたの??」

「ナプキン忘れたから買ってくる!!」

大声で言い放つ私

きっと顔は茹で上がったタコのようだろう

トド松「でもその体で大丈夫なの?」

「でも、ないと困るし..すぐそこのコンビニだから!」

トド松「僕も行こうか??」

「ハズカシイカライイデス」

トド松「じゃあ、家で待ってるからね?」

「うん」そう言って襖に手をかける

ズキズキッ..ドサッ

あまりの痛さに床にへたり込む
/ 140ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp