第13章 トド松×女の子の日
私には確認したいものがあった
それは、替えのナプキンだ
今日、カバンのなかにナプキンポーチを入れた記憶がない
ゴソゴソとカバンを漁る
えっうそ忘れたかも
ゴソゴソ
どうしよう、やっぱりない!
これは..買いに行くしかないな
生理痛がものすごく痛むが、普段血の量が多い私にとって生理中のナプキンはとっても必要
「いつにもまして、ほんと痛いな」
トド松「おまたせ、ミルクティー持ってきたよって、ちゃん!?帰るの!?」
「あっあのね、トド松くん」
トド松「やだやだ帰んないで!!」と駄々をこね始めるトド松くん
「帰らないから!!聞いて!!」
トド松「帰らないの??よかった--でどうしたの?」
「ナプキン..忘れたみたいなの..」
トド松「何忘れたの?」
「ナプキン」
トド松「聞こえないよ、何忘れたの??」
「ナプキン忘れたから買ってくる!!」
大声で言い放つ私
きっと顔は茹で上がったタコのようだろう
トド松「でもその体で大丈夫なの?」
「でも、ないと困るし..すぐそこのコンビニだから!」
トド松「僕も行こうか??」
「ハズカシイカライイデス」
トド松「じゃあ、家で待ってるからね?」
「うん」そう言って襖に手をかける
ズキズキッ..ドサッ
あまりの痛さに床にへたり込む