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六つ子たちと 短編集 R18

第12章 一松❥❥


目が覚めたら、知らない木造の建物のベッドの上にいた

「どこ..?ここ..?一松く-」

彼は目の前にいた

彼の方に向かって手を伸ばす

ガチャガチャ

なにこれ?なんか手についてる?

視線を手にうつす

私の手は無機質なベッドの鉄の部分に手錠をかけられて、繋がれていた..

あぁそうゆうこと

私は一松くんに監禁されてる

すぐに理解した

「一松くん、これはずして?私、逃げたりしないから」

彼に外すよう頼んでみる

しかし.

一松「は?だめにきまってんじゃんばかなの?」

あっけなく断られる

「なんでこんなことするの?一松くは私のこと嫌いなの?」

一松「ほんとなんもわかってないんだね、あんた」

一松「あんたがほかの誰か、たとえ兄弟でも僕以外の男と接するのが許せないんだよ」

「そんな..理不尽だよ..これから生きていくなかで男の人と関わらないなんてむりだよ..買い物しててレジしてる定員さんが男だったら、女の人がいるところに並ばなきゃないの?もし男の人しかいなかったら?」

一松「うるさい黙って」

彼に口をふさがれる
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