第23章 十四松×バレンタインデー
「ここだよ..」
やばい、十四松くんが家に入るのなんて初めてだから緊張する..
だけどここまで来てもらってやっぱり帰ってなんて言えるわけがない
ガチャリと鍵をあけドアノブをまわす
十四松「おじゃましまーす!!すっげー!いい匂いがするー!ちゃんの匂いだー!」
「い、いらっしゃい、なんもないけどゆっくりしてってね」
十四松くんには緊張のカケラもないみたい..
私ばっかり緊張して..
「あ、チョコ!」
十四松「ほんとだ!忘れるとこだった!」
「じゃあ改めて..これ..受け取ってくれる?」
十四松「もちろん!ありがとう!わあ!すっげー、これ手作り?!」
「そうだよ!」
十四松「めっちゃ嬉しい、ありが盗塁王!」
「どういたしまして!」
チョコぐらいでこんな喜んでくれるなんて..
夜遅くまで頑張って作ったかいあったな…!!