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放課後の図書室

第10章 僕の想い


実音に告白された…。






…まじかよ。



いつもは、

『やっだなぁ〜‼︎じょーだんですよ‼︎』

なんて、軽く流すくせに。

顔赤くして

女子みたいに『千陽先輩、好きです。』

なんて。


お前らしくない。

お前はもっとふざけた奴だっただろ‼︎




嬉しくない訳では、断じてない。

むしろ、すっげー嬉しくて顔に出そうだ。

「実音…。僕は、」

「わぁぁぁぁぁぁ⁉︎」

なんだよ⁉︎

なんか悪いことでも起きたのか‼︎


…なんて思っていたら。

『返事するな』

と、

告白された僕が命令され、

なぜかデートすることになった。






実音とデートか…














…ニヤけそう。


何着て行こう。


ドンびかれるのも嫌だし。


僕は実音とのデートを少し楽しみにしていた。
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