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【100プリ】*Lovers Birthday*

第1章 Sid~極上の女~


シドが行きつけのバーやコンビニ、
いい情報屋がやってるというタバコ屋に風俗店、
はたまたとある女性の家まで…

しばらく歩き回って、
いろいろなとこにいったけど、
シドは見つからなかった。

「てゆうかあの人誰なの!?」

「シドが少し休むときに使うんだよ。」

「!!!」

「まぁそういう反応だよな。」

「…自信なくすよ
…すごく綺麗な人だった…」

涙が滲む。

「安心しろよ。男だから。」

「!!?」

「もーなんかシドには
振り回されっぱなし…

ううん…それ以上に
結局見つからないくて悲しい…

無謀だよね…
だいたい城下にいるかもわからないのに…。

アラン、ごめんね。
付き合わせちゃって。」

肩を落とすアヤセにアランは声を掛ける。

「別に嫌じゃねぇよ。
俺はうれしいけど?
プリンセス独り占めできて。」

アランは柔らかく微笑む。



あーきっと浮気ってこうして
始まるんだろうな。
アランの言葉がなんだかくすぐったい。



ねえ、シド、どこにいるの?
早く出てこないとほんとに
アランと浮気しちゃうよー?



「メシ食うか?腹減っただろ?」

気づくと時計はもう夕食に
ちょうどいい時間を指していた。

「うん…。」

「近くに高級なとこじゃないけど
旨いとこ知ってるんだ。」

そんなアランと腕を組んでそこへ向かった。
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