第2章 Xeno~偏西風~
その瞬間ナイトドレスの裾から
スルリとゼノの手が這ってきた。
「あっ…!」
そして…
固く閉じている
アヤセの両足の付け根…中心へと
指が入り込んできた。
「あっあっゼノ様!」
人差し指が滑り込む…
ぬる…
「あっ!」
アヤセはキュッと目をつむり、
その違和感のような快感を受け止める。
「こんなに濡らすとは…」
クスリと笑いながらゼノは
アヤセを見つめる。
そして…
「ああっ!!」
指が何かの生命体のようにうごめき、
アヤセの中心を刺激し始めた…
くちゅ…くちゅ…
「はっ…ぁ…」
硬くした小さな蕾をゼノは
優しく潰すように撫でる。
しかししばらくして…
指を引き抜いた。
「ぁ…」
「このように足を固く閉じていては
もうこれ以上することはできないな…」
「…!」
言っている意味、わかるな?とでも
いうような顔で見つめられる…
「あ……っ…」