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【100プリ】*Lovers Birthday*

第2章 Xeno~偏西風~


トントン…

「…?…はい。」

(こんな遅くに誰だろう…)

そっとドアを開けると…

「夜分遅くにすいません。」

「ジル…」

「すいませんが、
付いてきてもらえますか?」

「え?今から?」

「はい。」

「でもこんな格好だから着替えてもいい?」

ジルはチラリと見下ろす。

もう寝る予定だったため、アヤセは
薄手のゆったりとしたナイトドレスを
着ていた。

下着も付けてなく、
その格好で出掛けるには
あまりにも恥ずかしい…

しかし…

「問題ありません。
そうですね、肌寒いかもしれませんから、
カーディガンぐらいは
羽織って来た方がよろしいかもしれませんね。」

「そ、そう…じゃあカーディガンだけ…」

アヤセはイスに掛けてあった
カーディガンを羽織り、ジルについて行った。

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