第25章 ※風邪薬のシロップは不味い

「もっと、奥、奥に、足りないのっ」

わざと浅い所を触る小狐丸にそう言うと、自分の指では届かなかった所へ入ってきて掻き乱される。

「そこ、んっもっとして、お願い」

「目を瞑らずに私を見てください」

快楽に溺れながら目を開けると、小狐丸の顔が近づいてきてキスをされ、お互い目を開けたままのキスは刺激的で、いつの間にか舌が入ってきて見事に絡め取られた。

秘部は指が増やされて動き、舌は触れ合う度にその指をキツく締め上げ何度も達して、何度目かもわからない絶頂に耐えきれなくて全身の力が抜ける。全身が震え秘部に入った指は動いていないのに締め付けイキ続けた。

口から舌が離れ、秘部に入っていた指も抜かれる。

「大丈夫、ですか？」

彼の言葉にコクコクと頷くことしか出来ずにいると、私の全身についたキスマークを一つ一つ舐めるように見て上書きするようにキツくその跡に吸い付く。

「いっ、あっ、やだ、またっ」

キスマークをつけているだけなのに体がビクッとして達してしまう。

一つつけたらまた一つと次のマークへ動く間舐めながら移動して、胸に来ると両手で揉みしだしながら乳首を吸われ、今まで弄られてなかった所への愛撫でまたイッた。