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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第85章 アルバム



不愉快、嫌い、大嫌い、出てけ

投げられた嫌悪の言葉が頭の中でずっと流れた

手入れ部屋を出た後、私は庭を出てまだ行ったことのない、裏山に足を踏み入れた


少し行ったところにベンチがあって座りこむ

さっき言われたことがショックで、涙が出てくる
前にも言われたことのある気がして、脳にプツリプツリと映像が流れた

知らない男の人に馬乗りになられて殴られて
お前が嫌いだ、言うこと聞けない奴なんか生きてる意味がない、お前のせいだ、ふざけんな
私に対して言っている映像が流れ始めた


過去に恋人が豹変してDVされたことを思い出す
それから、過去の記憶が断片的に流れてきて、仕事で失敗した時のこと、線路に立って電車に轢かれて死のうとした時のこと、ロクにまともな恋愛をしてこなかったこと、学生の時に仲良かった子に裏切られたこと
罵詈雑言を投げられたことを思い出した

いらない、消えろ、お荷物、いなくなれ、期待してない、嘘つき、卑怯者、偽善者、死ねばいい、嫌い、不愉快

ぐるぐるといろんな声が聞こえる


走馬灯のように断片的な記憶達が駆け巡った

呼吸が上手くできなくて、頭も少し痛くて、動悸が激しくて、涙も止まらない

手も足も痺れてきて、ベンチに座ることが出来なくなって地面に倒れた
呼吸を整えようとしても、酸素を吸うことしかできなくて、視界もぐるぐると目が回って、気持ち悪くて余計に呼吸が早くなる

苦しくて堪らなくて、起き上がることができなくて、このままここで死ぬのかと思った

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