• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第80章 悪夢を見ると寝起きは悪い



少し苦しくて目が覚める
まんばちゃんは私に覆いかぶさって眠っていた
互いに裸でまだナカに入っていて、トロトロと溢れて出てる感覚がする



「んっ………佳奈、すまない。苦しかったよな」

まんばちゃんが起きて、少し寝起きの低く掠れた声でそう言って私から退いた


「体は痛くないか?」

「大丈夫だよ」

「なら良かった………湯浴みに行くか」


まんばちゃんのその言葉に自室にあるお風呂へ行って、また布団に潜り込んでまんばちゃんを抱きしめて眠った




私は夢を見た

周りは赤に包まれて炎の赤、血の紅が鮮明だった

また同じ夢だった


でも前に見た夢とは少し違った

前の夢と違うのは、見覚えのあるまんばちゃんと光忠の刀身が折れていて、私は泣き叫んでいて、死のうとしていた

長谷部が傷だらけで私の元へ来て何かを言って、そして傷だらけの皆が集まってきて、私は暗闇に包まれた

暗闇の中で私は堕ちていった



「…っ佳奈!」

「はぁ、はぁ、ゆ、めっ」

「大丈夫かっ、大分魘されていたぞ」

「……まんばちゃん、怖かった、怖くて、みんな、私、どうしたら」

「大丈夫だ、たとえ写しでも俺がここにいる。まだ夜中だ。支障をきたすだろうから寝よう」

「……ありがとう」


安心させるかのようにまんばちゃんは抱きしめてきて、また眠った
/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp