第66章 ※本心
「まって、とんぼ、きり、さ、ぁっ」
慣らされていないキツい奥までお構いなく貫かれる
「私は許しません。主は流されすぎです。自分の意思を保ってください、嫌な時は嫌と言ってください。遠慮しすぎです。」
大きな体が私を覆うと奥まで入れ込み、私を抱き抱えると背面座位の形にされた
首筋に噛みつかれ胸を愛撫されドロドロに愛された
蜻蛉切さんに愛されてることが伝わる
胸の奥が暖かかった
「佳奈、私は貴方が好きです。人として貴方が好きです。この気持ちはお忘れなきよう、覚えていてください。何があっても貴方を御守り致します」
体が火照って顔は赤くなり、正常位の形にされて蜻蛉切さんの顔が視界に入った
首に抱きつき密着した
「もう、イかせて、おねがい、蜻蛉切さん、好きだよ、みんな好き、私は1人を、愛しちゃいけない、主だからっ」
「知っております。そんな貴方が好きです。燭台切殿をお慕いしてる貴方は、彼の前では何も言えないことを」
燭台切殿をお慕いしてる
蜻蛉切さんに言われた一言は重くのしかかった
違うこれは違う恋じゃない、なんでどうして、涙が止まらない、なんで
私は主、みんなの、主、そういう感情なんて蓋をしたはずなのに
「今は私に溺れてください」
涙を拭われ、キスをされ抱きしめられ中のモノはゆっくり動き、身体中にキスマークを施された