第7章 ※黒いオーラ
「三日月ともやられているのが知れたら、どうなるかわかりませんよ」
唇が離れ、彼のモノも抜かれ畳に倒れ込むとそう言われた。
「……ごもっともです。すみませんでした。というより一期一振もじゃないですか!」
「大丈夫です。ここは一応私しか知らない部屋なので。防音もしっかりしてありますから」
その言葉に耳を疑う。
いきなり目の前の彼が怖くなった。
一期一振しか知らない?防音って?ん?
どゆことですか!!!というよりこの本丸の権力者ですか!?
もうヤダ恐ろしい……
「さて、風呂へ行きましょうか」
「……はい」
身なりを整えて2人で風呂へ向かう。
というか風呂に何回入ればいいの私は
風呂好きか!!!
しかもまたやっちゃったよ
流されるのほんっとに良くないよな……
風紀の乱れがやばいぞこれは……
「では、またあとで」
「はい」
また中に出された欲を掻き出して、体を洗い流してさっきの露天風呂へ浸かる。
さすがに別の男の人と短い期間で交わったのなんて初めてだから疲労感が溜まっていたのか睡魔が襲ってきた。
眠い……
でもここ風呂だ
寝たらやばい
でも寝たい、あーもう無理
そんな葛藤というより思い切り睡魔に負けた私は、意識がプツンという音が鳴るような勢いで眠りに入ってしまった。