第54章 ※昂り
「もう1度イクか?」
「あっくっ、ぅん、イく、だめっ、あ、あっ」
後ろについていた手はシーツを掴み絶頂に耐える
「はぁ、はぁ」
鶴丸はそのまま佳奈を寝かせ、腰を少し浮かせる状態で掴みまた動き出した
「あ、あっあっ!イった、ばっかなのにっ」
「大和守にどのくらい、出されたんだ?佳奈の液じゃないのも、絡みついてくる」
「わか、ないよ、うっンッ」
「………誰か来る」
鶴丸はそういうと動きを止め、散乱した佳奈の下着を掴み、佳奈の口へと押し込んだ
それを確認してまた動き出した
「んぅ、ん゛、んん」
涙目になりながら動き続ける鶴丸を睨んだ
「んーっ、んん、っ、んん゛んー」
奥を突かれて、快楽が余計に押し寄せてきて鶴丸のモノを締め付けて達した
「主、具合でも悪いの?中入っても平気?」
襖の外から光忠の声がした
目を見開きビクビク震える体に耐えて、口を抑えていた下着を取り返事をした
「っ大丈夫!何でもないから、今日は、一人にして…っ」
言い切るまで待っていてくれた鶴丸がまた動き出した
「っぁ、ぅっ」
早く行ってほしいと願いながら手で口を抑える
「わかった……早く寝るんだよ?」
そう言って気配が消えると鶴丸は覆いかぶさりキスをした