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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第49章 募る不安



佳奈が眠ったまま1週間が過ぎた

「あるじさま!きょうは、はれててきもちがよかったです」

「主様、雪が積もってて、皆さんと雪合戦しました」

1週間毎日、誰かしら佳奈の元へ訪れては、その日にやったことやその日あった出来事を話していた


「いつになったら、めをさましてくれるのでしょうか」

今剣の声は誰も答えることなく部屋に消えた

「今剣、五虎退、そろそろ夕餉だ」

岩融が呼びに来て、今剣と五虎退は部屋をあとにした

広間に全員集まるも活気が無かった
佳奈が意識が戻らないままのご飯は、会話も少ししかなく暗いものだった

「……なぁこんのすけが言ってたことは本当なのか?」

「さぁな俺にはなんとも。大将にしかわからないな」

愛染と薬研は少し静かな広間でそんな会話をしていた


「……主は僕達のこと嫌いになっちゃったのかな」

「安定、怖いこと言うのやめてよ」

「前に本で見たんだ。人間は嫌なことから逃れるために起きないこともあるって」

「あ、あるじさんは、そんなことない!ボク達のとこに来る前の世界で、ボク達のことを好きって言ってたじゃん!」

乱が大和守の言葉を否定するように叫んだ

思う事はそれぞれで、それぞれに不安が募っていくばかりだった
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