第8章 オーストラリアへ
「そうだな。里奈!悪いな」
「いえ‥大丈夫です!」
里奈は歩こうとしたが足首に痛みが
「いたっ‥!?」
「どうした里奈!」
宗介は里奈の靴を脱がせた
「靴ずれ‥いや足首が赤い。血がでてるな」
「ハル!確か包帯もってたよね?」
遙は頷いた
「ホテルで手当しようぜ?暗くなる前に」
「そうだね」
凛は里奈を抱きかかえた
「ホテルまでは少しかかるからだっこしてやるよ」
「私重いですから!」
「軽いから心配すんな!」
「凛!荷物もつぜ?」
「おー!thank you」
(発音いいな凛のやつ‥)
「いつから怪我してた?」
「わかんないです‥きづいたら痛くて‥」
「そうか‥そういう時は遠慮せずにいえよ?」
里奈は頷いた
「もう少しだからな」
「はい」