第6章 なぜ気づかなかった‥
「七瀬‥」
「俺なら大丈夫!無事で本当に良かった」
真琴はそう言うと倒れてしまった
「真琴くん!しっかり」
「里奈真琴は気絶してるだけだから心配すんな」
凛は里奈の肩に手をおきそういった
「クローバーをよこせ!」
「これはわたさない」
「じゃあそいつみたいになってもいいのか?」
真琴を指さしながら言った
「いい加減にして下さい!!」
里奈は男を殴った
「テメェ!」
「真琴くんの姿でやめて!」
里奈は泣きそうだ
すると男は里奈の腕を掴んだ
「里奈!!」
「押さえつけろ!」
「いたっ!」
山崎は男を吹き飛ばした
「里奈大丈夫か?」
「お前は強くないんだから無茶すんな」
「だって‥」
「お前は守られてばいいんだよ」