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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第3章 ③




悩みには、詮索しない。

それを吐いて楽になるのなら良いけれど、
彼はそうじゃない。

出来るだけ、自分の弱さを見せないようにしている。

それが、彼のプライドなのかもしれないから。



…でも、今回は違うように感じた。



昨日、前髪から覗いた目が、瞳が…

あの綺麗な赤が、

何か迷っているように感じたから。



ミッドナイトは少し目を見開き、すぐに顔を逸らした。

そして、ゆっくりと口を開ける。

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