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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第3章 ③
「おはよう。
ミッドナイト、今日は早いね。」
「おはよう。…外が煩くてね。」
「外?」
ミッドナイトの側に行き、同じ窓から外を見る。
「あっ、…雨。」
昨日、あれだけ曇っていたんだ。
雨が降ってもおかしくない。
…でも…
「ねぇ、ミッドナイト…」
「ん?」
「あの、その…
何か、あったの?」
雨音くらいで、目が覚めるような人じゃない。
ここに来た時…
それは、何かに縋りたい時。
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