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第10章 あいつの彼女と麗華さんの婚約者


(あ、彩って名前…もしかして去年の夏休み前に図書室で電話してた人かな?)
と思っていると
「えっ…、彩…?」
とあいつが言うと
「アタシもう万に飽きちゃったんだよねー、それにこの三条さんって人アタシの好みだし!」
と金髪美人の彩さんが言うと
「彩…、オレと別れるって事…?」
とまた奴は珍しく悲しそうな表情と声で問いかけていた。

「そう!もうアタシは万…道久の彼女じゃないって事だから!」
と言い、落ち込んでる三条さんって言う麗華さんの婚約者だった人らしきを引っ張って店を出ていった。

残されたあたし達はしばらく沈黙が続いたあと
「それでは麗華はこれで失礼いたします。桃花さん今日は付き合って下さりありがとうございました」
と会釈をして店を出ていった。
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