第14章 100から0
(もう嫌!英梨や沙寄には絶交されるしクラスの女子からは睨まれるし、京太郎には振られるし!)
と思い退学届けを書きお父さんに本当の事を話したら
「そうか…、なら引っ越そう!お父さんも心機一転したいし」
と優しく受け止めてくれた。
ほぼ100%と言って良いほどあたしの高校生活は順調だった。
あいつ…道久 万が来るまでは。
それが0になった。
あたしは引っ越しの荷造りをし英梨と沙寄との思い出や京太郎との思い出の物は全て処分し引っ越した。
そしてあたしは新たなる場所で0からスタートした。