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第9章 雪の降る夜
「で、何が欲しいんだ?」
といわれたのであたしは10万円ぐらいする腕時計を指差し
「これ!」
と言った。
(買わないよね…)
と思っていると
「分かった」
と言い商品を手に取りレジに行きカードで支払っていた。
(えっ…)
と戸惑っていると
「ほら」
とあたしの手首に買った腕時計を着けてきた。
「あ、ありがとう…」
と一応お礼を言っておいた。
「あ、それはオレからのクリスマスプレゼントって事で!じゃあな!」
とスタスタとあいつは帰っていった。
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