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君だけに届ける【VOICE】
第1章 bitterな現実→チャンス到来!?
だがある日。
この現実味を帯びた現実(つまり辛い現実)から抜け出せるチャンスがわたしにもやってきた。
スマホが朝からやたらうるさく鳴る。
『はいはい、今出ますよーっと····。え?会社から!?』
ここ何月か連絡してなかったから少し驚いた。
一度、深呼吸をしてから通話ボタンを押す。
『はい、もしも····』
「今すぐ会社に来てっ!」
『何でですか?』
「あなたにオファーがきたの!」
えええっ!
マジですか!?
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