第3章 何言ってるんだ?
「ちょっと待てや‥なら里奈さんは‥」
「想いが強すぎて別のものが見えてたりしたんですかね?」
それからも青峰は目を覚ますことはなかった
「このままにしておいたほうがいいでしょうか?それとも楽にしてあげたほうが‥」
「せやな‥」
青峰を楽にしてあげる事にした
「里奈さんにはどう説明しますか?」
「説明はしなくてもよくないか?だって‥」
諏佐は体育館にいる里奈を指差した
「さっきさから大輝大輝って言ってるぞ?」
「青峰さんはもういないのに‥」
「ねぇ大輝」
『ん?どうした?』
「今日はどうしたの?いつもなら遅刻してるのに」
里奈は嬉しそうにいった
「いいだろ別に」
「大輝‥」